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Testing NanoActive Materials Efficacy on Japanese Incinerator Ash Waste

焼却灰廃棄物に対するナノアクティブ製品の効率テスト

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要約;
このレポートは日本の焼却灰廃棄による重金属と塩類による溶出から守るティミロン社のNanoActive(NA) 材料の効果を要約したものです。除去・吸収のターゲットは、ナトリウム(塩またはナトリウム化合物)、ポタシウム、鉛、六価クロム、そしてカドミウムであります。溶出テストは日本工業規格のJIS K0058-1に基づきます。

ユーザーの要求レベル:
表1:重金属溶出に対する客先からの削減要求度

金属期待する濃度の削減
Na ナトリウム最低限90%
Ka カリウム最低限90%
Pb 鉛溶出量は0.01ppm(0.01mg/L) 未満*1          これを達成するには最低限99%の削減が必要*2
Cr6+ 六価クロム溶出量は0.05ppm(0.05mg/L) 未満*1          これを達成するには最低限96%の削減が必要*2
Cd カドミウム溶出量は0.01ppm(0.01mg/L) 未満*1          これを達成するには最低限99%の削減が必要*3
*1 日本工業規格JIS A5032 *2 表1のデータより算出

テスト材料;
日本の焼却灰:オドクレンズ、FAST-ACT、ナノアクティブ・酸化カルシウム、ナノアクティブ・酸化セリウム、ナノアクティブ・酸化カルシウム・プラス、ナノアクティブ・酸化マグネシウム、ナノアクティブ・酸化マグネシウム・プラス、ナノアクティブ・酸化鉄、ナノアクティブ・酸化アルミニウム、ナノアクティブ・酸化アルミニウム・プラス、ナノアクティブ・酸化亜鉛、全てティミロン社の製品:吸着剤Z、吸着剤ZC、吸着剤C

画像の説画像の説明
処理の要約:
ティミロン社は2つの処理方法を開発した。1000℃と80℃での
処理である。両方の処理において、日本の焼却灰は吸着剤に対して1:1比率で使用された。材料は混合され、反応時間12時間放置された。80℃の処理では、反応の促進のため2mlの水が混合物に加えられた。
溶出テスト:
テスト方法は以下の通り。1グラムの灰と10mlの水が撹拌とともに加えられ、濾過のために4ドラム小瓶に入れて6時間おかれた。6時間後、混合液は濾過され、上澄が分析された。浸食された化学物質の分析には使用されたのは:ソディウム、ポタシウムのテストにはイオン選択制電極法がとられた。鉛、カドミウム、六価クロミウムの分析には紫外線比色定量検査法を使用するスマート2システムが用いられた。

結果:
表2:何もしない日本の灰から測定された重金属の溶出量:

材質溶出量(ppm)
KカドミウムNaナトリウムPb鉛CrクロムCdカドミウム
処理されていない日本の灰2100-22002700-290060.9-1.26-7

表3:日本の灰 吸着剤(比率1:1)80度Cで処理された

吸着剤除去率 K除去率 Na除去率 Pb除去率 CR除去率 Cd
NA CaO312100041
NA CaO Plus95507058
NA MgO01250055
NA MgO Plus810507040
NA Fe3O4811505050
NA FeOOH710010035
NA Al2O3150505064
NA Al2O3 Plus1331001063
NA ZnO116100014
NA CeO215311007049
ChemKlenz2295507
OdorKlenz518100700
Sorbent Z67171005050
Sorbent ZC411650058
Sorbent C22115010018

NA=ナノアクティブ=もティミロン社の製品です。

表4:日本の灰 吸着剤(比率1:1)1000度Cで処理された

吸着剤除去率 K除去率 Na除去率 Pb除去率 CR除去率 Cd
吸着剤なし9899507058
NA CaO99585010041
NA CaO Plus99100100400
NA MgO997010010041
NA MgO Plus99100501054
NA Fe3O499695010046
NA FeOOH99100100054
NA Al2O3983310050100
NA Al2O3 Plus9999507040
NA ZnO996910010027
NA CeO29999504059
ChemKlenz9999010043
OdorKlenz9999504096
Sorbent Z9995100055
Sorbent ZC9910050059
Sorbent C98631005059

NA=ナノアクティブ=もティミロン社の製品です。

結論
カリウム(Potasium): 80℃の温度での処理では、吸着剤Zが67%で最高でしてた。しかし、除去のエベルは期待値を下回っています。カリウムは1000℃で除去されました。
ナトリウム(Sodium): 80℃の温度では、吸着剤のどれもが期待値の90%を達成できませんでした。NA Al203 とNA ZnO はそれぞれ33%と31%を示しました。ナトリウムは1000℃で除去されました。
鉛(Lead): NA(ナノアクティブ)材料は溶出テストでは効果的でした。80℃の温度では、オドクレンズ(OdorKlenz)、CaO、Al2O3 Plus、ZnO、CeO2 が100%の除去を達成しました。高温の処理ではCaO Plus、MgO、Fe3O4、NA Al2O3とZnOも100%除去を達成できました。
六価クロム(Hexavelnt Chromium): 80℃では、Na FeOOH とSorbent Cが100%、オドクレンズで70%の除去率でした。高温処理では、CaO、MgO、Fe3O4、ZnO、Sorbent Cが100%の除去率でした。NA Al2O3 Plusは70%の除去率でした。
カドミウム(Cadmium): 80℃では、CaO Plus、MgO、Fe3O4、NA Al2O3、Sorbent Z とSCが50%以上の除去でした。高温では、NA Al2O3 が100%を示しました。NA、MgO Plus、NA FeOOH、NA CeO2、OdorKlenz、 Sorbent Z とZC は50%の除去率でした。

結論を言うと、ナノアクティブ(NanoActive)材料は焼却灰に対して1:1の比率で使用した場合、重金属の溶出防止に対しては(特に1000℃で)期待できる結果を示しました。''''''しかし、1種類で目的の重金属の全てを除去する金属酸化物はありませんでした。ティミロン社の金属酸化物のいくつかの組み合わせで日本の焼却灰の毒性金属の溶出を防止することが可能となります。評価用のサンプルに関しては少量のご注文にも喜んで応じさせて頂きます。



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